裏打紙として最適な手漉楮和紙
もともと細川紙は、帳簿用紙や包装紙など、江戸庶民の為に漉かれた生活和紙として栄えました。地合が引き締まって毛羽立ちにくく、水濡れや折り曲げなどに対しても非常に強い耐久性があることから、堅牢さを求められる日本画本紙の裏打紙や下張紙として高く評価されています。
生漉き(楮100%)で、独特な紙の地色と、剛直で雅味に富んだ紙肌は制作紙としても魅力的で、墨付も良く、絵具の発色にも味わいがあります。紙は生(にじみ止めなし)ですが、ドーサを引いていただければ日本画制作紙としても十分な強度が備わっています。
用途:裏打・墨彩画・日本画制作紙
*紙は生紙(にじみ止めなし)です。
寸法:2x3尺判(約620×920mm)
厚さ:5匁漉き
産地:小川町(埼玉県)
主原料:楮